Mシリーズ
「AIリーガルチェックプラグイン for kintone」をリリースしました
契約書に目を通す時間、どれくらいかかっていますか。
数十ページの契約書を1件ずつ読み込み、不利な条項がないかを確かめる。取引が増えるほど、この作業は静かに重くなっていきます。
確認待ちの案件が溜まり、詳しい人に質問が集中し、気づけば特定の担当者しか判断できない状態になっている。そんな現場をいくつも見てきました。
このたび、その一次確認を kintone 上で完結できるプラグイン「AIリーガルチェック for kintone」を開発しました。いつもの kintone アプリに契約書をドロップするだけで、AIが確認すべき条項を洗い出し、結果をそのままレコードに残します。
実際の操作の様子(約40秒)
メールやExcelでの契約書管理が抱える問題
メールやExcelでの契約書レビューの負担は、大きく3つに分かれます。
- 見落としのリスク 不利な特約や法令上の確認が必要な条項を見逃すと、後のトラブルにつながります。担当者ごとに精度もばらつきます。
- 1件あたりの時間 数十ページを読み込んでリスクを洗い出す作業は重労働です。件数が増えれば案件が滞留します。
- 知見の属人化 詳しい人に確認が集中し、外部に都度依頼すればコストもかさみます。ナレッジが個人に閉じたままになります。
AIリーガルチェックは、この3つのうち「まず全体に目を通す」という一次スクリーニングの部分を引き受けます。人が時間をかけるべきところに、時間を回せるようにするためのプラグインです。
AIリーガルチェックプラグインの使い方

新しい操作画面を覚える必要はありません。いまお使いの kintone アプリの一覧画面に、チェック用のカードが追加されるだけです。
- 契約書をドロップする 一覧画面のカードに、PDFや画像をドラッグ&ドロップします。クリックして選ぶこともできます。
- AIが自動でチェックする 条項のリスク、法令との整合性、金額の妥当性などを分析し、総合評価と指摘事項を数十秒で提示します。
- 結果をレコードに保存する リスク判定や書類種別を選んで保存すると、契約書ファイルごと kintone に蓄積されます。
チェックにかかる時間は1件あたり約30秒です。人の目で読み込むと数十分から数時間かかっていた一次確認が、待っているあいだに終わります。
AIリーガルチェックプラグインの6つの機能
AIリーガルチェックプラグインは単なるAIチャットではありません。kintone の運用に自然に溶け込むよう設計しています。
主に下記6つの機能を備えています。
4段階のリスク判定

「問題なし/軽微/要検討/重大」の4段階で、確認すべき優先度がひと目でわかります。
総合評価と主な指摘事項を構造化して表示するため、どこから見ればよいかに迷いません。
案件マスタ連携で迷わず紐づけ

別アプリの案件マスタから番号や名称を検索して入力を補完します。
チェック結果を正しい案件に紐づけられるので、過去の履歴もあとから探しやすくなります。
フィールドは自由に割当

結果の保存先フィールドは設定画面で選ぶだけです。
既存の kintone アプリの構成を大きく変えずに、そのまま導入できます。
業種別のプロンプト調整

AIへの指示を設定画面から編集できます。
不動産・建設・士業など業種別のテンプレートから選んで自動入力することもできるため、扱う契約書に合わせて精度を寄せていけます。
法令との整合性チェック

民法や各種業法などの観点から、法令上の確認が必要な可能性のある条項を提示します。
APIキーの管理は不要

AIを使うための鍵は弊社側で管理します。
お客様側で用意したり、設定したりする必要はありません。ブラウザにも表示されないため、利用者が意図せず持ち出してしまう心配もありません。
導入前と導入後の違いについて
| 導入前(人手のレビュー) | 導入後(AI × kintone) | |
|---|---|---|
| 一次チェックの時間 | 1件あたり数十分〜数時間 | 数十秒で完了 |
| 確認の精度 | 担当者によってばらつく | 誰がやっても同じ観点で網羅 |
| 履歴 | 残らないことが多い | 結果と原本がレコードに蓄積 |
新しく覚える操作画面はありません。いつもの kintone の中で完結します。
効果は運用や書類により異なります。数値は目安としてご参照ください。
業種を問わずお使いいただけます
特定の業界向けではありません。kintone で案件を管理し、契約書に目を通すチームであれば、そのまま活かせます。
- 一般企業の法務・管理部門 取引基本契約やNDAなど、日々発生する契約書の一次スクリーニングに
- 士業・BPO クライアント契約書の一次レビューを効率化し、ナレッジを標準化
- 建設・不動産 請負・業務委託・売買契約など、専門的な条項の確認補助に
業種に合わせてAIへの指示を調整できるため、幅広い契約書に対応します。
AIリーガルチェックプラグインの料金プラン
| プラン名 | 月額 | チェック回数 | 向いているチーム |
|---|---|---|---|
| スターター | 9,800円 | 月100回まで | まず試したいチーム |
| ビジネス | 19,800円 | 月300回まで | チームでの本格運用 |
初期費用は50,000円です。価格はすべて税抜で、1回=書類1件のチェックとなります。月300回を超える場合はご相談ください。
まずは30日間の無料トライアルからお試し
自社の契約書で、実際の精度を確かめてから判断していただけます。30日間・20件まで無料でお試しいただけます。お支払いの情報は必要ありません。
- 申込フォームから送信する
- メールでプラグインを受け取る
- いまの kintone アプリに入れて、すぐ使える
インストールと初期設定は、プラグインを kintone に読み込んで保存先のフィールドを選ぶだけです。設定でつまずいた場合も、専任の担当がご案内します。お試しいただいた設定は、そのまま本番運用に引き継げます。
よくあるご質問
AIのチェック結果をそのまま契約判断に使えますか
本ツールはリーガルチェックの一次スクリーニングを補助するものです。見落としを減らし確認を効率化しますが、専門家によるレビューの代替ではありません。最終的な判断は必ず弁護士・司法書士等の専門家にご確認ください。
アップロードした契約書は安全ですか
送信された書類がAIの学習に使われることはありません。AIを使うための鍵は弊社側で管理し、ブラウザにも利用者にも表示されません。取り扱うファイルには機密情報が含まれるため、社内の情報管理ポリシーに沿った運用方法もあわせてご案内します。
いま使っている kintone アプリにそのまま入れられますか
はい。保存先のフィールドは設定画面で割り当てるだけで、既存のアプリ構成を大きく変える必要はありません。必要なフィールドの作り方もご案内します。
対応しているファイル形式は
PDF・PNG・JPG に対応しています(1ファイル20MBまで)。スキャンした画像の契約書も読み取れます。
どの業種でも使えますか
はい。AIへの指示を業種に合わせて調整できるため、不動産・建設・士業をはじめ、契約書を扱う幅広い現場でお使いいただけます。
AIリーガルチェックプラグインのまとめ
契約書の確認は、なくすことのできない仕事です。ただ、そのうち「まず全体に目を通す」部分は、人がやらなくてもよいところまで来ました。
空いた時間を、本当に判断が必要な条項や、取引先との交渉に充てる。AIリーガルチェックが目指しているのは、そういう状態です。
まずは30日間無料でお試しいただけるので、自社の契約書で精度を確かめてみてください。お気軽にJ-Barrelまでお問い合わせください!
AIによるチェックは一次確認の補助です。最終的な判断は専門家にご確認ください。
kintone はサイボウズ株式会社の登録商標です。
