kintoneでできること4選!できないこと2選!徹底的に解説します
kintoneを導入したいと検討していても、果たして自社の業務をどれだけカバーできるのか疑問に持つ方は非常に多いです。
特に専門的な業務に関してはkintoneで解決できないことも多いため、kintone導入に関して不安を感じた経験があるのではないでしょうか。
実際に、kintoneにできることと、できないことが分かれており、社内のすべての部署や業務をカバーできるとは言い切れません。
本記事では、kintoneに関する概要と、kintoneにできること・できないことを解説します。
kintoneについて知らない人でもkintoneでできることがわかる記事になっているので、ぜひ本記事を参考にしてください。
kintoneとは?
kintoneとは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のビジネスアプリケーションプラットフォームです。
kintoneはドラッグ&ドロップでアプリを追加・設定できるため、システム開発経験やプログラミング知識がなくても、社内のさまざまな分野の業務効率化を図るアプリを作ることができます。
カスタマイズ性が高く、自社に必要な業務に最適化した過不足のないアプリを作り、社内システムをkintoneに集約させることも可能です。
また、外部ソフトと連携させたり、プラグインの拡張機能を追加したりできるため、kintoneだけでは十分にカバーできない業務もkintone上で管理することもできるのです。
また、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応しており、社内のさまざまな業務で使用できることも魅力の一つです。
kintoneでできること4選!
kintoneを使用することで、社内のさまざまな業務・問題にアプローチできるようになります。
kintoneを導入してできることは、下記の通りです。
- グループウェア
- 外部サービスとの連携
- 業務用アプリの作成・連携
- マルチデバイス対応
詳しく解説します。
グループウェア
kintoneでは、社内コミュニケーションを効率化するグループウェア機能が搭載されています。
社内のスケジュール管理、タスク管理、ファイル共有などの業務を一元的に行うことができ、情報共有やコラボレーションが円滑になります。
また、グループウェア機能の詳細な権限設定が行えるため、組織やグループに合わせてカスタマイズすることも可能です。
外部サービスとの連携
kintoneは、APIを活用して外部サービスと連携できます。
kintoneと連携できるサービスの例として、下記が挙げられます。
- sansan
- Adobe Marketo Engage
- Microsoft
- freee
- Money Forwardクラウド
- CLOUD SIGN
- aws
- slack
- WordPress
- LINE WORKS
上記の外部サービスの他にも、メールやカレンダー、ファイルストレージなどの外部ツールとの連携できるため、自社の業務に合わせた細かいカスタマイズができるのです。
また、プラグインの種類も豊富に用意されており、拡張機能によって痒い所に手が届くアプリへと調整できます。
業務用アプリの作成・連携
kintoneでは、システム開発経験やプログラミング知識がなくても、業務用アプリの作成や連携が気軽に行えるように設計されています。
ドラッグ&ドロップで直感的に独自のアプリケーションを構築でき、自由なカスタマイズが可能です。
さらに、作成したアプリケーション間でデータ連携ができるため、効率的な業務運用が実現できるようになります。
マルチデバイス対応
kintoneは、PCをはじめとして、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応しています。
どのデバイスからでもアクセスできるため、オフィス外でも情報共有やタスク管理が可能です。
外回り中の業務だけでなく、出張先や自宅などのリモートワークにも対応できるため、柔軟な働き方でも同様のパフォーマンスを発揮できます。
kintoneでできないこと2選!
さまざまな業務に対応できるkintoneですが、できないこともいくつかあります。
kintoneにできないことの代表的な例として、下記が挙げられます。
- 大容量データの管理
- 本格的な会計・管理システムの構築
詳しく解説します。
大容量データの管理
kintoneは、一般的な業務データの管理には十分対応していますが、大容量のデータを扱う際には限界があります。
例えば、大規模なデータベースやデータウェアハウスの管理には、kintoneだけでは対応しきれない可能性があるのです。
大容量のデータを扱う部署や業務の場合には、kintoneだけでなく、大容量専用のデータ管理ソフトを導入したり、データ管理サービスをkintoneと連携したりする必要があります。
本格的な会計・管理システムの構築
kintoneは、簡単な経費管理や売上管理などの業務アプリケーションを作成・連携できますが、本格的な会計・管理システムを構築するには、専門的な知識と機能が必要です。
そのため、外部の会計ソフトや経営管理システムと連携することで、kintone上でも本格的な会計・管理システムを実現できるようになります。
kintoneと連携できる会計・管理システムの例として、下記が挙げられます。
- PCA
- freee
- Money Forward クラウド
- Forcus U
- PCAクラウド商魂・商管DX
上記をはじめとした外部サービスと連携できるため、複雑な会計・管理を必要とする場合でも、kintone上で一元管理が可能です。
kintoneの導入によって解決できること
kintoneを導入することによって、下記のような問題を解決できます。
- 複数のシステムやサービスを一元管理したい
- グループ・部署をまたいで、会社全体で業務を管理したい
- 社内チャットや経費精算も同一のプラットフォーム上でしたい
- 紙媒体・Excel軸の業務からデジタル化して一元管理したい
- 業務ごとのシステム導入費用を削減したい
kintoneは会社における業務を一元管理することに長けており、長らく部署・業務ごとに行っていた業務を一つのプラットフォームに集約できます。
業務をkintone上で集約させることによって、部署をまたいだ情報共有やデータ管理を行うことができ、部署間の業務のさらなる効率化に繋がります。
まとめ:kintoneを使った業務効率化はJ-Barrelにお任せ下さい
本記事では、kintoneの概要と、Kintoneにできること・できないことについて解説しました。
kintoneを導入することによって、社内業務の一元管理が実現し、業務の効率化が期待できます。
また、業務の属人化を防いだり、脱Excelのデータ管理ができたりと、業務のパフォーマンス向上にも貢献するため、DX化が進まない企業には特におすすめのサービスです。
一方で、kintoneにはできないことや苦手な業務も存在します。
システム開発経験やプログラミング知識がなくても操作しやすいという利点がありますが、外部サービスとの連携や、プラグインでの機能拡張など、社内に情報システム部やエンジニアが存在しないと問題を解決しづらいこともあるのです。
J-Barrelでは、職種・業務に合わせたkintone開発・導入をお手伝いしています。
kintoneだけでは解決できない課題に対しても、専門家の知見から、より最適なプラグインや外部サービスとの連携を図り、kintoneのさらなるパフォーマンス向上をお約束します。
また、不具合が起きた場合でも、迅速なサポートで安心してkintoneを導入していただけますので、kintoneでお悩みの方は、ぜひご相談ください。